SAW2

一日遅れで、ビデオ映画の感想でもつらつらと・・・。
SAW2(ソウツー)
【ソリッド・シチュエーション・スリラー】と銘打たれた前作『SAW』の純然たる続編。
キャッチコピーが

謎はすべて明かされる!

と言うモノなのだが、「謎なんてあったっけ?」と思わずにはいられなかったりする。
アヴァロン繋がりで、秋葉原でよくお会いするカ○ズさんは、私より先に劇場で観たそうなので、感想を訊くと絶賛だった前作に比べて「ダメダメ〜」とのお言葉。
なのだが、例えダメでもどのヘンがダメなのかを自身の目で確かめないと気が済まない難儀な気質ゆえに、友人たちも巻き込むカタチに(まぁ、二人も前作は観ているので、強ち強要はしていないけど)
前作の舞台が謎の地下室が主だったのに比べて、最初のアプローチが外の世界からと、真逆な展開に期待も深まるが・・・。
観終わってみると、言われたように確かに物足りない部分が気になる。
前述の通り、それほど気になる謎もなかったし、
被害者が前作の二人から八人(厳密には九人?)に増えたが、結果として仕掛け(死に様)を見せるだけのために存在しているような気も。まぁ、全員ちゃんと意味はあるんだけど・・・。
ラストで、前作に繋がる部分はハッとされられたけど、ここまで書いてみたけど、なんかまとまりがなくなってきた(−−;
SAW2公式サイト
http://saw2.jp/
CUBE ZERO
1998年に公開され、一世を風靡した『CUBE』、2003年に公開された『CUBE2』の続編にして、堂々の完結編。

前2作で解明されなかった数々の謎の答えを知ることになる

と言うことなのだが、ぶっちゃけ、中だるみが凄まじく・・・。
コレもSAW2と同様に中と外を両方から描いているんだけど、なんか、どっももどっちなカンジで中途半端。
ウリだったトラップも、もうネタ切れなのか、新鮮味もない。
そもそも、元が浮世離れした世界に思えていたので、荒唐無稽なトラップも気にならなかったが、なまじ現実との接点を持たせたのが(私にとって)災いし、その殺し方に何の意味があるのか? そればかり考えてしまう。
結果から言えば、私にとって解き明かされ、スッキリするような謎の解明はなく(それっぽい示唆はあったが)
今の風潮から、謎は(可能な限り)明かさないと視聴者が納得しないような雰囲気なのかねぇ?
ちなみに三作目なのにZEROなのは、ラストで明かされる衝撃のシーンで判明します。
まぁ、一作目を見ていないと解らない(と思いますの)ですが。
とか、書いていたらニュースステーション
浪速・姉妹殺害事件の初公判、被告が起訴事実認める
を、流しており人の生き死にに対し、気分が悪くなったので、すいませんがこれにて、終了。
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20060501p102.htm
CUBE ZERO公式サイト
http://www.cube-zero.jp/