神保町

野暮用で神田は古書店街で有名な神保町に行く。
14時頃に用事は済んだので、昼餉をどうするか考え、かねてから気になっていたカレーで有名(らしい)まんてんと言うお店に行ってみる。蛇足だが、私の今までの場合は(天丼・豚カツの)いもやを贔屓にしてました。
ウロオボエな記憶を頼りに何とか辿り着く。
昼時を過ぎていたのと、GWの中日ってコトも手伝ったのか、混んではおらず空いてもいない状況。
U字型のテーブルの底辺中央に座り、ほどなく注文を訊きにきてくれたので、ネタのためにも「ジャンボカツカレー」を。
が、おばちゃんの方は返事ナシ・・・。「ちゃんと通じたのかな?」と、訝しみながら様子を見ていると、「はい、ジャンボお待ち」と、私の分を作ってくれていた。
驚いたのが、その盛り付け方。
今まで私が食べたことがあるカレーって言うと家と、会社の社食でしかなく、そこで出されたカツカレーって言うと、先ずゴハンを盛り、その上にカツを乗せ、ルーをかける。
のが当たり前と思っていたのですが、まんてんの場合、ゴハンの上に先ず一回かけ、その上にカツを乗せ、その上から更にルーをかける、いわゆる二度かけ。
で、皿を手渡され、目の前にある(カレーのシミがつきまくっている、どう見ても衛生的に見えない)布巾の上にスプーンが置かれる・・・。
正直言って「カンベンしてよ〜」と、思うが仕方ないのでそのスプーンで食す。
パッと見は、言われているような大した量には思えなかったのだが、副腎漬けを置く場所もないため、右端から食べて場所を確保。
3分の1ほど片付けた頃、あることに気が付く。
「カレー屋さんなのに、お冷やがない・・・」いや、正直なハナシ、あると言えばある。私の右手30cmほど離れた場所に、水の入ったコップと得体の知れない黒い液体の入った小さいカップが・・・。
が、これが私のモノだとは確信がない。
席に着いた時、卓上は片付けられていたし、私の両隣には誰もおらず、着席後も誰も来ない。
卓上には副腎漬け容器も置かれていないので、真正面に置き、わざわざ脇に置く理由もない。
そして最大の疑問が、そのコップにはスプーンが入っているコト。このコップが私のモノならば、今食べるのに使っているスプーンは一体(−−;
「まさか、ジャンボカレーを頼んだ人はスプーンを2本使って食べるのがシキタリなのか?」
まぁ、ぶっちゃけ全くカラくないので、水は不要なんですが(あれって、甘口より更に甘い気がするんだけど・・・)
そんなこんなで、問題なく完食。
で、お勘定をお願いする時、皆さんの様子を伺っていたので真似て、お皿を(布巾の乗っている)卓の上に乗せ「あぁ〜、やっぱり結構、ルーが垂れてるな・・・」と、気が付く。
おカネを払おうとしたら、先に皿を引っ込め、おカネを受け取ったらお釣りより先に、布巾で卓を拭き始めた・・・。
なんか、暗に「こんなに、零しやがって」と、言われているようで、ハラが膨れるより、立ちましたね(−−;
まんてんの様子(私が注文したのは下の3点)ttp://f4.aaa.livedoor.jp/~bigmenu/manten.html