夢なき世界

今日は買い物の荷物餅を言い渡され、区内の丸井へ。
途中、電車から見える某建造物を見て「H江氏に続いて、今度はM上氏がやってきてしまったか・・・」
とか、思っていたのだが、考えてみればお二人ともあれだけの偉業を成し遂げたコトを思うと、世が世なら偉人、・・・とは言えないまでも、歴史にちょこっとでも名を残せるくらいにはなっていたんじゃなかろうか?
丁度、三国志大戦やっていて武将たちの漢としての生き様を見ていると、特にそう思う。
実際、やっていることは領土と金銭との違いではあるが、(思想も違うか)根本は同じだと思うし。
三国志や日本の戦国武将たちだって、華やかな部分ばかりを語っているけど、実際は悪どいこと等もやってはいたと思う。ただ「勝てば官軍」と言う風潮も手伝ったんでしょうね。
で、ナニを言いたいかと言うと「今の世の中には夢がないなぁ」と。
かつてH江氏も昨年の夏頃の選挙時(改革Tシャツを着ていた頃)は、稀代の成功者として若者たちへの憧れの存在として光り輝いていたのに、そうして成功した人たちは、揃って犯罪者としてつるし上げられ、彼らを目指していた若者には親御さんから「それ見たことか、あんなヤツのマネをしてたら、最後には逮捕されるんだぞ」と、一笑にふされていたのではないだろうか。(実際には、まだ若いんで再起もあるでしょうで、最後とは言えないが)
まぁ、正直言うけど、私もあぁ言う自分たちだけが良ければイイって言う考えは嫌いです。
確かに、バカ正直にやっていてはあれだけの功績は起こせないのかも? とも考えられるけど。
自分自身はマジメにコツコツやっていく人間なんで、ああ言う目立った仕事は出来ないけど、もうちょっと社会(人道)的に活動してくれてたらなぁ・・・。
今、言われている格差社会ってヤツだけど、転落する様を見るのは「ざまぁみろ」と言う反面、ちょっと空しくもあります。
こうIT企業の代表にこんな事態が続くと、ケータイの買い替えで悩んでいる時に、(IT企業に買収されてしまって)会社が変わってしまった私は今後、どうしようか悩んでます。
まぁ、実際は秋まで買い替えはしないと考えていますけど、・・・不安である。
しっかし、こうまで捜査の手が厳しくなって来たってのに、相変わらず政財界への動きがなさそうなのは・・・。釈然としない。
買い物が終わったので上階にある紀伊國屋書店に付き合ってもらう。
別に買いたい物もなかったんだけど、地元よりは充実してるし、なんか発見があるだろう、ってことでブラブラ。
文庫本の平台のトコロで評判を聞いていた伊坂幸太郎先生の『オーデュボンの祈り』(新潮社)を発見。
ふと、目に付いたのが店員さん手書きのPOP。なんだけど、ココでも大円団って書いてある(−−;
曲がりなりにも字を売っている立場でコレはないんじゃないの? まぁ、誤字に対して自分が異常(病気)なのかも知れないが。
「はふぅ〜〜、何なんだよコレ・・・」と溜息をついたら、微妙に声が大きくなったらしく隣にいらしたお嬢さんから「キモッ、なにコイツ?」とか・・・。
あ〜、本に対して溜息をついたわけじゃないんだけど、本に対して変な誤解を与えてしまったらどうしよう(−−;