本当は怖い家庭の医学

のなかで、鳥羽一郎先生が「虫歯の治療で麻酔なしで神経を抜いたことがある」と仰ったことにスタジオの全員が驚いていたのですが、私も同じ治療を受けたことがあります。
地元の駅前にあったO原歯科では小学五年生の時にこの治療を受けました。歯を食いしばることも出来ずにマジで泣きました。終わったと思ったら「ホラ、コレ何だと思う?」と抜いたばかりの神経を見せてくれたりしました。あの一件が身に沁みて心を入れ替え、マジメに歯磨きもやっていたのに、三年前くらいか、突然の激痛に会社を早退して新しく出来た歯科医へ。
レントゲンを撮ったら「ここなんだけどさぁ、かぶせた歯の中に綿が残っていて、それが腐敗して起こったんだよ」と・・・。要するに薬を染み込ませた脱脂綿を入れたまま銀歯をかぶさたらしい。
今ではこんな治療は言語道断だそうで、相当に怒ってらっしゃいましたが、当時はそこしか歯科医がなかったので仕方ないんですよね。
巻き爪って言う病気もありますが、私が苦しんでいた頃は治療方法も確立されておらず、強引に爪を全部ひっぺがされたりして(爪の細胞自体を殺すと言う手段)ましたね。学校に休むことを伝えた時、バカ正直に「爪を切りました」と言ったら激怒されたりもしたなぁ。