確定申告

この日は生まれて初めて確定申告と言うモノに行く。
確定申告と言えば、やたらと小難しく、憂鬱なイメージが強い人も居られるだろうが、私としてのイメージは、テレビで流されるCMでの有名タレントを起用した妙にサッパリした発言のため、あまりメンド臭そうには思えなかった。
・・・のだが、実際に体験すると、限りなくメンド臭い。
元々、私は会社勤めをしていたので、会社で全て行っていてくれたので、知らないっちゃ、知らなくて当然だが。
今年は親父が入院してしまったので、仕方なく私が出向く。
余談だが、現在の親父の容態は、かなり安定していて意識もしっかりある。お袋とも「よく、あそこまで回復したよね〜」と、驚いている。
尤も、快方に向かっている訳ではないらしいけど・・・。
まぁ、そんなワケで地元の税務署に行く。
筆記所という掘っ立て小屋に案内され、事前に書ける箇所(住所・氏名等)は既に埋めてあるので、空いている席に着き、(解らないコトを教えてくれる)役人さんが来るのを待つ。
で、9時10分になり、ワラワラといらっしゃるが、質問者の数に対し、対応してくれる職員さんは10人程度・・・(−−;
訊いた話では「会場に到着した順に整理券もらえるから、安心しろ」って言っていたのに、「そんなのもらってねぇ〜」
それは全員が同じらしく、「コッチだ、コッチ!」「解んねぇんだよ」と、凄まじいまでの誘致合戦に気圧される。
それでも30分くらい経った頃にようやっと捕まえることに成功!
「何処が解りませんか?」と言う問いに、ぶっちゃけ「何処もナニも生まれて初めてなんで質問自体からして解らない」。
で、持たされた資料を全部渡して、言われるがままに記入〜。が、最後に「還付金の振り込み先の銀行口座番号が、分かりませんね。あとは番号を調べてきて下さい。それで終わりです」と。
実際、言われるがままに進んでいたので、ラクと言えばラクだったが・・・