無題

この日、お世話になっている協力会社の社長さん自らが(仕事の加工を)お願いしていたお仕事を持って来てくれた。
いつもは営業君が出向いていただいて来るんだけど、「どうかしたのかな?」と、訝しんで様子を見ていたら「いや、社長に挨拶にね・・・」とのコトだったが、ゴッド婆さんとの会話が聞こえてきて「今まで最大のお得意さんが廃業することになり、ウチも廃業することになった」と。
「お得意一社の都合で廃業?」と、思うお方もおられるだろうが、ウチ(に来る仕事)だって毎回毎回、加工が必要なコトはないため確実に仕事を回せるワケじゃないので、来るか来ないか分からない状態で会社を開けておいても仕方ない。
私が今の会社に入り、“紙使い”として仕事の伊呂波を教え込まれたトコロだっただけに、ショックも大きかった・・・。
社長と副長が(外回りから)帰ってきて、揃って社長室に篭ってなにやらハナシをしていたよう。
タマタマこの日は定時で帰れることになり、いつも通り退社の挨拶に社長室に向うと「これから我々は呑みに行くんだけれど、オマエもお世話になったコトだし、一緒に来い」と。
ぶっちゃけ、イヤでイヤでしょうがなかったけど引きずられて付き合わされ、知りたいとも思わない不景気な現状を教えられ、クチに入れたモノもマズいだけで、悪酔いしました。